女性の健康手帳
出産、育児、更年期障害と、女性の健康には何かと気をつけるべきことがたくさんあります。そういった女性の日々の健康状態を書き留めておく「健康手帳」というものが今、注目されているようです。手帳に記録することによって、今まで記憶にだけ頼りがちだった心身の状態を記録することができ、病気の診断や治療にも役立てることができるというのです。
女性の健康は一朝一夕にあらず
健康というのは一朝一夕ではどうにもならないということでした。もともと、健康に気をつけて生活するという習慣があまりなかったので、何から何まで調べなければならないことだらけで非常に苦労しました。目先のしなければならないこと、というのはなんとかこなせますが、「気をつける」というのは習慣であって、すぐにできるものではないと感じました。女性の体というのは非常に複雑で一筋縄ではいかないのだなと自分の身体のことなのに、いまさら実感したのです。自分では若いつもりでいましたが、体の機能はきっちり中年女性になっていましたし。公共サービスというものが少し苦手だったのですが、自分と夫だけでは育児のすべてを賄うことはできないということもわかって、子育て支援センターを活用するようにもなりました。仕事をしている間は、男性に負けるものかということにばかり気を取られていましたが、今は女性としての自分の健康をしっかり守っていかなければならないのだと強く思っています。
糖尿病と運動のメカニズム
食事をすると必ず血糖値は上がります。でもそれをインスリンが下げるというのはすでにお話ししました。それではなぜインスリンが血糖値を下げるのかと言いますと、インスリン受容体という物質と結合することによって血中の糖分を細胞内に取り込むよう命令が出されます。この働きによって、血中の糖分が細胞に吸収されて血糖値が下がるのです。糖尿病というのはこのインスリンが少ないか、または働きが悪いかでうまく細胞に糖分を吸収させることが出来なくなる病気です。ところが運動をすると、運動そのものが刺激となって細胞が糖分を欲するようになります。これは運動によって消費されたものを補おうとする意味も当然あります。インスリンの働きが悪いとこの命令がうまく伝わらないのですが、運動をすると細胞の側から糖分を吸収しようという動きを見せますので、血糖値が下がり糖尿病の治療にも役立つわけです。
それでは、実際にはどんな運動をどれくらいするのが効果的なのでしょうか。まず知っておきたいのは、運動によってインスリンの働きを良くなるのは運動して筋肉が動いている部分だけだということです。全身のインスリンに刺激を与えるには全身運動が良いということを知っておいて下さい。また、瞬発的な運動よりも酸素を取り込みながら行う有酸素運動のほうが脂肪燃焼効果もあり、さらに効果的です。
1日に150キロカロリーを消費する運動をするのが良いとされていますので、それを考慮すると、以下の運動がおすすめです。
・歩行:30〜40分
・自転車:30〜40分
・ジョギング:20分
・テニス:20分
・なわとび:10分
・水泳(平泳ぎ):10分
どれも手軽に出来るものばかりなので、肥満やメタボリックシンドロームにも効果があることですし、今日から実践してみてはいかがでしょうか。
次のページ »